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分科会D-1 「全国高校生マイプロジェクト ~こうあってほしい未来へ動き出す~」

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2018年2月5日
  • 読了時間: 2分


●話題提供者:

一般社団法人 ピープラス(福岡カタリバ)代表理事 

原水 敦 さん

●話題提供の内容:

 高校生マイプロジェクトとは高校生が日頃感じている課題意識を実際に自分で発案し行動に移して形にするというプロジェクトです。頭の中だけで終わらずに体を動かすことで主体性を育むことができるというものです。

 

 このプロジェクトの中でも活動テーマを決める「プランニング」という段階でも対話の技法が使われ高校生自身だけでなくメンターとして関わる大人も大きな気付きを得られるのだそうです。「高校生」というワードを通じて集まった方々の参加動機は様々でした。そもそも「マイプロジェクト」とは何なのか?どういう流れで行われているのか知りたい、高校生に地域に出てきてほしいがどうすればいいのか? これらの動機や疑問を共有し、最終的には各自ゴールを設定して、ゴールを目指すのではなくグループでの対話を通じて自分の中での気付き逆に考えすぎてよく分からなくなってしまったものもやもやと残ってしまったものを発見していきました。


●感想:

私が特にグループワークを通じて気付いたのは大人と当事者である高校生とのギャップでした。大人たちはもっと高校生に地域の活動に出てきてもらいたい、そうするにはどうすればいいのだろうという課題意識をもって参加している人が大多数でした。私自身もグループワークで高校生からここら辺ことをどう思っているのか?地域についてどう思っているのか? という問いを投げかけてみました。しかし、逆に高校生からすれば日頃から地域に目を向けて活動している人は珍しい訳で、このような問いが必ずしも最適なアプローチではないことに気付きました。事実、高校生マイプロジェクトに参加し、プロジェクトを行う動機も「自分から」が多いとのことでした。英語が話せるようになりたいから、モテたいから、など自分中心なところからプロジェクトが始まっているということを聞いて驚きました。


そう考えると無理に高校生に地域について案出しを強要するのではなく素直に自分のやりたいことを伸ばしてあげる方が結果として地域につながるのではないか、というのが私なりの分科会での結論です。1つの視点で考えてしまっていたことが対話を通して別の立場からも考えることができ対話の結果を実感できる分科会となりました。

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